Blue willow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
クリスマスツリーはもちろん好きだけど オーナメントで飾られていない、 そのままの「もみの木」はもっと好き。 雪をかぶったもみの木の佇まいには 胸の奥がきゅっとなるほど。 今年もまた、クリスマスクッキーを焼きました。 気がつけば、もみの木のクッキー型がいくつも集まって、 一年に一度の心愉しい時間です。 HAPPY HOLIDAYS! (2019.12.25) クリスマス直前の週末は、 薄曇りの冬日。 気まぐれに顔をのぞかせる太陽が キッチンの窓辺で 出番を待つローズマリーをあたためる。 小さな王冠が並んだ古い缶は、 娘が夏にロンドンの蚤の市で買ってきてくれたもの。 さて。この二日間は年賀状に捧ぐ。 過ぎ去ろうとしている一年に、 来るべき新しい年に、 そして、送る相手それぞれに思いを馳せながら、 年賀状を、書く。 もちろん、お茶やらお菓子やら読書やらうたたねやら 気持ちのよいことばかりを、いろいろと挟みながら、 だからして、まったくもっての徐行運転でちっとも進まないのだけど そこはそれ、 時間をかけることが楽しいのだから、 心ゆくまでそれに徹して 年賀状を、書く。 「ドア」というモチーフに惹かれて 来年の年賀状は娘のスケッチを基に作成。 色もデザインもさまざまなドア。 新年という新しいドアを開けると どんな景色が待っているのだろう・・・ 私自身、ずいぶんと年を重ねてきたけれど これからも臆すことなく新しいドアを開けていきたい・・・ いろいろな思いを「ドア」に託しながら 徐行は徐行なりに、 年越しの心づもりも少しずつ整っていく。 (2019.12.22) |
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