Blue willow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
蒸し暑い日本の夏には、よく冷えたビールと焼きたて餃子!
その楽しみを思えば、あんを包むことなどちっとも苦にならず せっせ、せっせと鼻歌まじりに進みます。 包んだ餃子を強火でぱりっと焼き上げるのは、万蔵氏、 我が家の餃子は、共同作業なのです。 具の中に、もどした春雨を入れて作る餃子は、 春雨が余分な水分を吸ってくれるので好都合ですし、 つるっとした喉ごしが、美味しいのです。 ヨーロッパのシノワズリー趣味から生まれた、 東洋の絵柄のブルーウィロウ、 餃子に合わないわけがありません。 オーバルの大皿にたっぷり盛って、心ゆくまで堪能します。 |
大好きなカステラ。 自分で作ってみようと思い立ったのは、 久しぶりに「ぐりとぐら」のページを開いたからかもしれません。 レシピを検索し、丸く焼き上げた家庭のカステラは ふんわりしっとり、の口当たり。 とてもやさしい味がします。 自分が幼い頃に親しんだ本を 今また、娘と一緒に眺めるというのは楽しいもので 今だからこそ、の新しい発見もあったりします。 今日の発見は、彼らのティーカップ。 なんとなく見覚えのあるこの柄の雰囲気は・・・ ・・・もしかして、我らがぐりとぐらもブルーウィロウ愛用者? 少なくとも、彼らがブルー&ホワイトのカップで お茶を飲んでいることは確かなようですね。 それにしても、この挿絵、なんて居心地よさそうなのでしょう。 向き合える仲間がいて、美味しいお茶とお菓子があって、 読み物も(新聞かな。よくあたるてんきよほう掲載!) これからの楽しい予定表もあるのですから、 これ以上の心地よさは望むべくもないでしょう。 カゴにたっぷりと盛られた松ぼっくりや、 ストーブの上の赤いコーヒーポットなど、 暮らしのディーテイルを垣間見ることも、 ささやかながら、自分達できりもりする毎日を持った 今ならでは、の楽しみかもしれません。 「ぐりとぐらの1ねんかん」(なかがわりえこ と やまわきゆりこ・福音館書店) |
新緑に負けない、瑞々しい緑! 今日のパスタの主役は そんなアスパラガスです。 義父母の畑で採れた新鮮なアスパラは しっかりと甘みがあり、歯ごたえも抜群。 ガーリックオイルでソテーするだけで、ちょっとしたごちそうになりますが 今日はトマトも加えて、この季節限定のパスタになりました。 「キャベツの葉の中で、えんどう豆が一粒、の〜んびりしてた」 いただいてきたお野菜を整理していた彼が、 キッチンの私に、わざわざ言いに来ました。 まだ土のついた春キャベツが、丸ごとひとつ。 そしてそのキャベツの葉の間に、ぽつんと紛れ込んでいた小さなお豆。 なんだかお話にでもしちゃいたいくらいかわいい絵だと思いませんか? 主人公は、もちろんえんどう豆。 人一倍好奇心旺盛な彼は、さやからひとり飛び出して、いざ冒険に! でも時は、春。 あまりの気持ちよさにキャベツのベッドでお昼寝をしていたら、 あれ、あれ、気がつくと、車に乗せられ、知らない家に・・・ なんて、思わず想像して笑ってしまいましたが、 キャベツの中のえんどうを「の〜んびりしてた」なんて彼が表現しなければ、 ここまで微笑ましく思わなかったでしょうから これは絵本にするより、そのままのエピソードとして心の中にとっておく方がよさそうです。 さて、ベランダに置いておいたそのキャベツ。 料理しようと包丁を入れた時には、もうえんどうの姿はありませんでした。 もしかして、やっぱり旅にでも? |
ポットがクリスマスツリーに変身!? いえいえ、これ、ティーコーゼーなのです。 毛糸でざっくりと編みあげたアンの手づくりティーコーゼー、 なんともいえないあたたかみと、 日本のおばあちゃんの手編みにも通じる懐かしさがあって とても気に入っているものです。 ポットの奥、トナカイがかかっているのが 正真正銘のクリスマスツリー。 我が家のツリー、メインのオーナメントは トナカイはじめ、リスやコヨーテなどブリキの動物たち。 そして てっぺんにクリスタルの雪の結晶、 下の方には大きな毛糸の靴下です。 動物と靴下は 結婚した年に購入し、 クリスタルはその翌年、だんなさまが出張先で買ってきてくれました。 子供が大きくなるにつれ、オーナメントも賑やかに増えてゆくのでしょうけれど 今は今で、このシンプルなツリーもなかなか気に入っています。 今朝はフレンチトースト、 ジャムの赤とコーゼーの緑で期せずしてクリスマスカラーな朝食になりました。 粉雪さながら、粉砂糖をふりかけて・・・・ ブルーウィロウも、控えめながら雰囲気作りに一役かってくれています。 |