Blue willow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
入学式も雨模様。 山の学校も、海の学校でも、雨に降られた。 運動会が雨で延期になったこともあったっけ。 だから、修学旅行説明会の際、 「絶対、雨が降りますね!」 先生が可笑しそうに断言されると 保護者も皆、大きく頷いて笑うしかなかったし、 事実、降られたのだった。 でも、卒業式はきれいに晴れたね。 これ以上ない、卒業式日和だったね。 空は青く、陽射しはやわらかく 春が来たなあ・・・という風が吹いていたね。 あちらこちらで笑顔が弾け、 ピースサインの写真ばかり何枚も撮った。 終わりよければ、すべてよし! 最高に気持ちのいい、小学校最後の日でした。 小学校時代、毎年学年末に、
一年間の図画工作や作文などの作品を 大きな紙袋に入れて持って帰ってきました。 袋の片面には、クラスメートからのメッセージやサイン。 そして、もう片面には、それぞれが自分の好きな言葉を書くのです。 6年生の今年は、はっとするほど素敵な言葉が書いてありました。 「意志あるところに、道は開ける。 Where there is a will, there is a way.」 そして、片面のクラスメートからのメッセージには 娘の「変顔」を讃える、ぎゃっとするような言葉が並んでいたことも 書いておかなくちゃいけないでしょうね、 公平を期す為にも。 なにはともあれ、祝・卒業! (2014.3.30) |
pic/ MY FAVORITE THINGSわ 私のお気に入り ♪ばらの夜露 子猫のおひげ 光るやかん ぽかぽかミトン リボン結びのおくりもの みんなわたしのおきいにり 白い子馬 りんごのケーキ ドアのベルに おいしいディナー 月に飛びたつ雁のむれ みんなわたしのおきにいり 白いドレスきている少女 まつげのうえにとまる粉雪 春にとけだす 銀の冬 みんなわたしのおきにいり♪ *1 小学校生活最後の合唱部の舞台は、 ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」だった。 色褪せない音楽というのは、このようなもののことだろう。 「わたしのお気に入り」「ドレミのうた」 「さようなら、ごきげんよう」「すべての山に登れ」 何度聴いても、いつ聴いても、飽きることがない。 舞台の上で歌い、演じる子供達は いきいきと、輝いていて いつまでも、いつまでも、観ていたかった。 「ちょっと難しい言葉かもしれないけれど、 音楽はね、“時間芸術”なんですよ。」 幕が下りた時、先生が子供達を前におっしゃった。 音楽はその場、その時にしか存在しない。 もちろん、録音や録画もできるし それを後で楽しむこともできるけれど、 それでも、それはもう、「その時」の音楽ではないし、 本物の音楽は、 たった一回、それが演奏された時にしかないのだ、と。 「今日は、私も、このまま時が止まればいい、 みんなとずっと演奏していたい。 そう思いながら指揮をしていました。 このような音楽をみんなとつくることができて、幸せでした。」 怖い時、苦しい時、つらい時 自分の好きなもの、お気に入りを思い出せば きっと 大丈夫! 劇中歌、「私のお気に入り」は マリアが子供達にそう歌って聴かせる曲だ。 興奮冷めやらぬ面持ちで先生を見つめる 部員一人一人のこれからに それぞれの「おきいにり」がたくさんできますように・・・ 今日の舞台を目指して一緒に走り 今、心地よい疲労感と達成感を共にする者として 心の中でそっと願う。 人生はままならないものだけど、 「おきにいり」が助けてくれることって 案外、多かったりもするんだよ。 たくさんの「おきにいり」を胸に くじけることなく、 すべての山を登れ。 すべての川を渡り、すべての虹を追いかけて。 夢をみつけだすまで!*2 さburuBlue Willowはもちろん、“私のお気に入り” 年月を重ねたチョコレート色の家具と 焼きたてのりんごのケーキのコンビネーションで ほっとできる!笑顔になれる! ー映画 サウンドオブミュージックよりー *1「私のお気に入り」 Lyrics by Oscar Hammersteinn Music by Richard Rodgers 日本語詞 竹中三佳 *2「すべての山に登れ」より、語り Lyrics by Oscar Hammerstein Music by Richard Rodgers 日本語詞 北野 実 (2014.3.25) |
いつものヴィクトリアサンドウィッチだけど、 今日は、特別に心を込めて、手間かけて。 季節の苺でジャムを煮てサンドしようか・・・ いや、こちらでは手に入りにくいから やっぱり故郷イギリスの味、レモンカードにしよう。 台所はレモンの香りに満ち、満ちる。
春はお別れの季節だ。
忙しいレッスンの合間に食べてもらえたら。
|