Blue willow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
強烈寒波到来。 温暖なこの土地でさえ、 土曜日は、強い風が吹きすさび 日曜日は、粉雪が舞いました。 「ふゆをさがそう」が宿題だった 小学一年生。 こんな冬の日の愉しみ探しなら 私も負けません。 それぞれの冬時間が流れた 寒い、寒い週末でした。 (2017.1.15) クラムチャウダーをくつくつ。 昆布巻きに使って余っていた鮭も入れて、 お節の材料も、すべてこれで使い切り。 大きな外出はせず、 どこか地続きのような年越しであっただけに ことさら、年賀状が嬉しい年のはじめ。 学生時代の友達Yちゃんは 隣駅に暮らし、一緒にバイトもし、 イギリス珍道中を繰り広げた仲。 今は、二児の母で、中学校の英語の先生だ。 そんな彼女からの年賀状には、変わらぬ字で書いてあった。 「深夜のお笑い番組&柿ピーが唯一のストレス発散(笑) でも、負けへんで〜・・・何に!?」 くくくと笑って、 そうだよね、って思う。 確固たる抱負や目標を はりきって掲げていた頃もあったけれど 脇目もふらずにそれを追う、というのとは今はちょっと違う。 でも、もちろん、後ろ向きってわけじゃない。 日々、絶えず飛んでくる玉を打ち続けながら、 同じく、私だって思ってるんだ。 負けへんで〜、って。 さて。 「負けへん」どころではなく、 初詣で、きっぱり「勝」のお守りを選んだのは、 高校入試を控えた我が家の15歳。 学業成就でも、合格祈願でもなく どこにもカテゴライズされていないお守りだったけれど それがまたいい、と私も思った。 何にしたって、最終的には自分との戦いに違いないのだ。 己に、勝つ! 同じく受験生のいる、遠方に暮らす友にも求めた。 して。 早速お守りをリュックにつけて、 勇ましく!?始業式に出陣した娘、 帰還するなり、くつろぎモードで ほくほくと、のたまうのだった。 「この連休、宿題ないんだよね。」 き、聞き捨てなりませぬ。 この期に及んで、そんな春休み前の小学生のようなセリフ。 春風はまだまだ、先ですよ。 そういえば、今年のYちゃんに宛てた年賀状、 のんびり屋の娘に触れて、私は書いたのだった。 「うちの娘に、受験指導したって〜」 やれはて、やれはて。 2017年も珍道中は続く・・・の巻。 (2017.1.5) |