Bluewillow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
家族が出払って、一人きりの日曜日。 スマホでPenthouseを流しつつ 一緒に歌いながら紅茶を淹れて 辛子マヨネーズをぬったパンに 玉子焼きを挟む。 自分だけのための、ざっくりとした、 でも十分なサンドウィッチ。 心震える音楽に出会うとき、 この世には(あるいは自分の心には) 音にしか埋められないものがある、と思う。 バンド「Penthouse」のサウンドが大好きで (ツインボーカルお二方の声質と、夢のようなピアノ!) 「26:10」と「Change the world」と「Fireplace」を 朝から3回ずつくらい聴いて 毎回、出だしの一音目、もしくは第一声からシビレてる。 先週から一気に寒くなった。 窓の外では、冷たい風に カリンの木の葉が揺れている。 さて、日曜日。 年末を迎え、 やるべきことや、やりたいことが山積。 書き出してみて、少し焦るけれど ゴールを見据えながらピッチを上げていくこの感じ、 嫌いじゃない。 来年のスケジュール帳も買いにいかなくちゃなあ。 でも今日は、あたたかな部屋で 読みかけの小説を読み進めたい。 文字にしか埋められないものも、 もちろん、ある。 栞にしようと思い立ち カリンの落ち葉を拾いに庭に出た。 (2022.12.18) 今週が正念場かなあ・・・ 頭の中で、仕事の算段をしながら 回送中のバスを見送るともなく見送る朝のバス停。 え? 普段なら行き先が表示されるバスの先頭に 「回送中」の電光表示。 そして、その下に確かに書いてあったのです。 「バス、正念バッス」 乗り切りましょうとも、ご一緒に! 秋が全身全霊で語りかけてくれる今、 バスのときも、 自転車のときも 色づく銀杏並木が通勤ルートなのは 幸せこの上ない。 大好きなトレンチコートに袖を通すことのできる この短い季節。 一日、一日、変わりゆく秋の物語を 尊びながら、愛でながら。 「HAPPY MONDAYS」という名前につられて CLIPPERのお茶を衝動買いをしてしまいました。 元気に迎える月曜日をイメージしたものだとのこと。 (どうも私は、コトバに弱い! その素敵なコンセプトを目にした瞬間、 自分がハーブティーがあまり得意ではないことなど 一旦、忘れることができてしまうらしい。) レモングラスをベースに ジンジャーと黒胡椒がピリっと刺激的で 体はホカホカ。 コートのベルトをきゅっとしめて、 さて、今日は自転車で行きますか。 秋物語は最終章。 (2022.11.20) |
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