Blue willow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
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3年ぶりに 少し足を伸ばすことのできた春休み。 刻々と表情を変えゆく水辺の風景を眺めていると 何もわからないままに出口の見えないトンネルを歩き続けたような日々が 思い出されます。 目まぐるしかったようでもあり。 時が止まっていたようでもあり。 新しい時計の針が動き始める春・・・ になるのでしょうか。 (2023.4.2) 「もう少し、おしゃべりしよう」 夜更けのリビングで息子が言う。 そういうことなら、と 焼けたばかりのマーブルケーキを小さく切った。 大切な友達を遠い街へ見送る日が 明後日に迫っていた。 彼の胸を内を思うと、 声をかけようにも、言葉は上滑るか、 足りなさすぎるかで ほとほと、母は無力である。 旅立ちの朝。 薄曇りの庭で、 カリンの蕾が明るく灯った。 毎年この姿を見るたびに「ともしび」という言葉が 思い浮かぶ。 そして、心にも少し明るさが灯る。 ![]() 彼らのかけがえのない思い出に、 それぞれに続いていくこれからの人生に、 灯火を! (2023.3.26) |
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