Blue willow のある食卓
    ーEveryday with Bluewillowーー









    真夏の日曜日。
    写本展に想いを馳せていたら
    「今、上野の美術館。
    ちょうどその展覧会に来てる。」
    電話の向こうの娘は
    まさにその展覧会を訪れていたという偶然!













    お盆の帰省の際には
    展覧会のポストカードをおみやげに帰ってくれました。
    中世に制作された美しき写本のカードです。















    かくも長き灼熱の日々。
    体力は根こそぎ奪われ
    気持ちもとっちらかりっぱなし。
    暑すぎると、どこか投げやりになってしまい
    そんな自分を持て余してしまうのです。
    そんな時も、いにしえの文字が整然と並ぶこの紙葉を見ると
    自分の中に少し秩序が戻ってくるような気がします。
    「ととのう」という感じでしょうか。
    処暑も越しました。
    もう少し、あと少し!







    (2024.8.24)







    お昼はお弁党!
    毎日のことですから、
    常備菜と残りものを詰めるくらいの
    気楽なお弁当です。
    本日の主役は、とうもろこしご飯。
    塩味に炊きあげたご飯の中で
    甘いとうもろこしが
    プチプチと弾ける夏の定番です。


     





     






    昼食後、気分転換にオフィスは出たものの
    あまりの日差しの強さに
    すぐに書店に逃げ込んでしまいます。
    恒例の夏のブックフェアやってる!
    高校生のころよく通っていた
    故郷の商店街にある書店を思い出しました。









     








    故郷で過ごした18年間という月日を、
    今の街で暮らす年月がとうに越してしまったというのに
    やはり10代までの日々は
    特別な色合いをもって胸に刻まれています。
    その書店も、最近閉店になったと聞き
    当時、そこでかけてもらったブックカバーを
    まだ持っていることを思い出しました。
    少年少女をやめた夏。






     











    毎日、毎日、 果てしないほど、夏、夏、夏なのに

    気がつけば蝉の声が変わり、
    少しずつ日入りが早くなり、
    ゆっくりと終わりに向かっているのもこの季節。
    やめたおぼえはないのに
    私たちもいつ少年少女をやめたんだっけ。

    いつまでが夏で、
    いつまでが少年少女だったんだか。
    視界の端には、本を選んでいる制服の高校生。
    その姿は
    近いようで、あまりに遠く、
    遠いようで、案外近い気もするのだけれど。





    残暑お見舞い申し上げます。








     
    (2024.8
    .09)