Blue willow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
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Travel Tea Moment (2) 東京でいつもお茶を楽しむティールームが 今年は改装中。 代わりを探してみたけれど、なかなか難しい。 昨今のアフタヌーンティーブームで 選択肢は多くあれど あまり奇を衒いすぎたり、ゴージャスすぎるのも なんだか落ち着かない。 80代の父も一緒に、 ただただ、ゆったりと 本当に美味しい紅茶とスコーンが味わえる場所・・・ そんな時に、ふと頭をよぎったのが 麻布十番のJuri's Tea Roomでした。 英国菓子や紅茶が好きな方は きっとご存じの方も多いことでしょう。 かつて英国コッツウォルズで ご家族でティールームを営まれ、 2008年には日本人にして、「UK 's Top Tea Place」を受賞された 宮脇樹里さんのティールームです。 ここなら、希望が叶うのではないかしら? 果たして、 本当に美味しい紅茶とスコーン。 静かにそれらを味わえる時間が そこにはありました。 ![]() サーブしてくださったのは 一緒にお店をきりもりされている 樹里さんのお父さま。 熱い紅茶がたっぷりと入った大きなティーポットは それだけで、なんだか豊かな気持ちになります。 我が家の紅茶番長!? お父さまと同年代であろう我が父も たいそうこの場所を気に入り、 クリームティーを楽しんでいました。 窓からは東京タワーもちらり。 緑豊かなコッツウォルズの 築300年を超える石造りの建物から 大都会東京のビルの中の店へ。 一見、それは大きな変化にも見えますが 英国から日本にお店を移されるにあたり 「再現したいものは 周りとの調和を考え、与えられたものを最大限に活かすという 英国人から学んだ’精神’ 」 であったとのこと。 ※ そう、ここには 美味しい紅茶とスコーン そして、形ではなく、その奥にある確かなものが しっかりと息づいているのでした。 以前、樹里さんの著書 「コッツウォルズでティールーム 〜イギリスのお菓子に出会う〜」(文化出版局)を読んで ご活躍に心動かされていましたから 帰り際、お声がけをして少しお話しをさせていただきました。 すてきな思い出です。 記念にオリジナルの紅茶も購入して エレベーターで下りると、商店街の賑わい。 見上げると、さきほどまで座っていた Juri'sの窓辺が。 ここは紛れもなく日本ですが 紛れもなく私の焦がれる英国。 あたたかいものが胸に満ちていきました。 ※ Juri's tea room ホームページより (2025.12.18) |