Blue willow のある食卓
    ーEveryday with Bluewillowーー






















    朝、B&Bの食堂に下りて行くと
    テーブルにはブルーウィロウの食器が用意されていました。
    ひんやりした9月の朝は
    香り高い一杯の紅茶で始まります。


     





     








    この日訪れたのは、Oxford近郊の
    Woodstockという町にある
    Blenheim Palace。(ブレナム宮殿)。
    マールバラ公爵所有のこの館は
    かのウィンストン・チャーチルの生家でもあります。

















    世界遺産にも登録された
    イングランド最大のカントリーハウスだけあって
    館も庭も、とにかく広大。














    短い秋の日が傾きはじめた頃、
    歩き疲れてショートカットでも試みる気なのでしょうか。
    張りめぐされた石塀を
    乗り越えようとするかの!?不届者が。
    パンパンなリュックには一体何が詰まってるんでしょ。
















    宮殿のあるWoodstockの町は
    こじんまりと品よく
    さすが宮殿のお膝元といった風情でした。















    この日の写真を収めたアルバムには
    Woodstockの通りを寄り添って歩く
    お二人の写真があります。
    そのしみじみとした後ろ姿に
    そっとシャッターを切らせていただいただけで
    お二人のことは何も知りません。
    20代前半だった自分がこの背中に何を感じて
    シャッターを切ったのか、
    それすらもう覚えてはいません。
    それでも、
    残しておきたい瞬間を私はこの後ろ姿に見たのでしょう。
    1994年のことです。






    さて、チャーチルが残した数々の力強い名言の中でも
    とりわけ私が好きなのが、この言葉。
    Success is not final, failure is not fatal:
    it is the courage to continue that counts.
    (成功は終着点ではなく、失敗は致命的なものでもない。
    継続する勇気こそが大切なのだ)
    大切なのは続ける勇気・・・
    無力感に苛まれ、学びや仕事に立ち止まりそうになるとき、
    どれだけ励まされ
    次の一歩を踏み出す勇気をもらっていることでしょう。
    石塀を乗り越えようとした疑惑は持たれていますが(乗り越えてません!)
    彼の生家に足を向けては寝られません。ん?






    今年もまた、9月がめぐってきて、
    結婚27周年目を迎えることができました。
    山あり谷ありの毎日の暮らしは
    もはや成功とか、失敗とか
    そういう次元ではないのだけれど
    重ねてきた年月、続けてきた生活ゆえに見えてくるものが確かにあり、
    「続けられる」ことのありがたさ、
    「続ける」ことの尊さを感じずにはいられません。
    27年間続いてきた日々に感謝して
    また、明日からも。
    いつか後ろ姿のすてきなお二人のようになれる日が来ますように。







    (2025.9.21)