Blue Willow のある食卓 vol.33
どんなものと合わせても
いつも新鮮な驚きをくれるブルーウィロウ。
はっとさせられる瞬間を
暮らしの中から切りとって。
| 英国パンと、英国のジャムで 秋のランチパーティー。 友人の旦那さまお手製のスモークチーズも加わって シンプルにして、贅沢な食卓です。 ジャムはWendy Brandon。 ウェールズの自宅で、ウェンディさん自らが作るこのジャムは 今や、リッツはじめロンドンのホテルでも供されるほどの人気の味。 代々受け継がれたレシピを元に手鍋でじっくり作るので 出来上がりの量に限りがあり、幻とも言われているのだとか。 友人が手に入れてくれたので それを存分に味わうべく、パンは、Baps&Bunsさんにお願いしました。 こちらはまっすぐで誠実、気取りのない英国パンを作っていらっしゃるお店です。 定番のマーマレードやベリー類はじめ、 ルバーブや、ローズペタルゼリーなど、 果物の美味しさがぎゅっと凝縮されたジャムは さすがに美味しい。 なにしろ、通常ジャムを作る時の何倍もの果物を使っているのだそう。 英国の農家を模した白パン「ファームハウス」にのせて いろんな味を食べ比べました。
(2006.9.30) |
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ほぼ毎日、車を走らせる並木道。 背の高い木々を通して、 朝には、朝の新鮮な、 午後には、午後の傾きかけた 初秋の陽射しがフロントガラスに踊ります。
エルガーの「弦楽セレナード ホ短調作品20」 とりわけ、 優美な二楽章を聴きながら この並木道を通るのが 最近の楽しみです。 エドワード・エルガーは、19世紀から20世紀にかけて活躍した イギリスの作曲家。 ロンドンで成功を収めたものの 都市の暮らしが合わずに コッツワルズ地方に住まいを移したのだそうです。 弦楽セレナードは初期の作品ですから コッツワルズと直接関係はないのでしょうけれど 二楽章の旋律は、 ゆるやかに起伏するコッツワルズの丘陵にも似て 親しみやすさと、懐の深さと併せ持つ 気品あるメロディー。 澄みきった 少し冷たい風が 一抹の切なさを残してゆくような叙情性も この季節に似つかわしく思います。
「実りの季節を迎えたコッツワルズの丘は 今ごろ金色に染まっているのかな・・・」 そんなことを考えながら さくっとした黄金色のリーフパイでティータイム。 あたたかいお茶も そろそろ美味しくなってきました。 これから深まる秋に向かって 並木道の木の葉が 色を変えてゆくのが そのアーチをくぐりぬけて走るのが 今から楽しみです。 ・上の写真は、コッツワルズ地方の町 Stow-on-the-wold。 ウィロウの食器でお茶の楽しめるティールームもあります。 *(2006.9.22)
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