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Chocolate Cake 
for St.Valentine's Day

 
 


 

‘ばらは赤 すみれは紫
蜂蜜は甘い きみもまた’

おなじみの英国伝承童謡マザーグースの一節ですが
この先を御存知ですか?
実はこの続き、

‘きみはぼくの恋人 ぼくはきみのもの
ぼくのバレンタインにきみをあてたくじは与えられ
ぼくはそれを引いた あなたがあたった’*

そう、これってバレンタインの唄だったのです。
聖バレンタインの記念日である2月14日には
この唄にあるように
なんとくじ引きで!恋人を選び、贈り物を交換しあう風習があったそう。
また、この日は 鳥たちが雄雌のパートナーを選ぶ日だと
昔から信じられてきた、なんてエピソードも残っています。
現在のイギリスでは男女どちらからも
愛の告白ができる日なのだそうです。
 

さて、今年の2月14日。
ゆっくりとチョコレートを選びにゆきたかったのですが
それは叶わず。
家にある材料で簡単なチョコレートケーキを焼きました。
ところが焼き上がりを確認する大切な時間に
娘がぐずりだしたため、
スポンジをオーブンから出すタイミングを逃してしまいました。
表面には焦げができ 生地は固めに・・・
ショックでしたが 焼き直す時間などありません。
どうにかクリームと苺をサンドして
強行突破でできあがり、と相成りました。

そのケーキ、
夜、娘が寝てから二人で食べました。
小さなケーキでしたから
ハートにそのままざくっとフォークを入れて。
このところ彼は仕事が多忙を極め
私は私でブルーな出来事があったりして
お互いが疲れてはいたのですが
つれづれなるよしなしごとを話しながら
ケーキをつついていると
少しずつ気持ちもほぐれて・・・
ほろ苦い失敗作のケーキは
クリームと苺、
そしてLoveの甘さでカバーできたでしょうか?

でも 彼にとって何よりもあまーいのは 
こちらの苺娘、ですね!
 

*参考「マザーグースのカレンダー
ー唄でつづる12ヶ月ー」
藤野 紀男 著 原書房

(2002.2.16)


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