イギリスの母ともいうべきAnneが
私達の結婚に用意してくれた wedding cake .
イギリスの wedding cakeの伝統にならい
白い砂糖衣におおわれています。
                  　　　　

ブルーのリボンがかけられた白いケーキに合わせて
ブルーと白のキャンドルに灯がともります。
クロスのかかったダイニングの大きなテーブルは
それだけでどこか神聖な気持ちに。
「さあ　二人でカットして」
Aneeと友人の Juneだけが見守る中　
私達はそのケーキにナイフが入れました。　
結婚式から数日後の夜のこと、新婚旅行から戻ってきた私達を 
Anneはそんな心あたたまる演出で迎えてくれたのでした。

「新しいものと古いもの 　人から借りたものと青いもの」
結婚の日にこれらを全て身につけておくと幸せになれる、
という言い伝えがイギリスにはあります。　
せっかくイギリスで結婚をするのだから　これにならおう。
新しいものは　レース地のワンピース
古いものは　木綿のハンカチ
ブルーなものは下着　
そして式での witnessを務めてくれた Joが貸してくれた
羽根とヴェールのついた白い帽子。　
と、私のウエディング仕様は言い伝え通り
 

宗教や国籍にかかわらず、
雰囲気も費用もささやかにできるということで　
教会ではなく町の registry officeで
結婚を選んだ私たち。　　
Beaconsfieldの美しい自然の中、
なによりもあたたかい周りの人々のおかげで
理想通りの結婚式ができました。