冬時間
Hello Again!
古本屋さんでその懐かしい表紙と再会した時、
思わず声があがっていたかもしれません。
LET'S FIND OUT ABOUTシリーズは
幼い頃、父が揃えてくれて、
ずっと親しんできたものだったからです。
LET'S FIND OUT ABOUTというだけに
世の中のしくみや在り方を
子供にも分かりやすく紹介してあるもの。
一頁に、文章は一行か二行、
楽しいイラストがその説明を補っているつくりとなっています。
当時、この本の文章が理解できたわけではありませんが、
このページは好きだった、この絵が怖かった、など
断片的な記憶が残っているので
読むではなく、
ぱらぱらとページを捲って楽しんでいたのでしょう。
各本にソノシートもついていて
それで遊んでいたことも覚えています。
実家に残っているものは数冊譲り受けていたのですが
既に手元からなくなっていたものと この度、古本屋にて再会。
懐かしくて、嬉しくて
迷うことなく、残りもを購入しました。
初めて手にした時から30年の時を経て、
今は娘も一度に何冊も抱え込んで読むくらい
大好きなシリーズです。
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娘はもうすぐプリスクールの卒園を迎えます。
英語は、科目ではなく
あくまでも自分の世界を広げる道具のひとつ。
ですから、勉強としてではなく、
言葉として英語と出会えたら
幸せだろうな・・・
そんな思いで3年前に入園したのですが
よき先生やお友達にも恵まれ
十分にその願いは叶えられたという気がしています。
言葉に対する子供達の柔軟な姿勢には
驚かされるばかりでした。
春からは小学生。
特別な英語教育のある小学校には通いません。
いよいよ始まる義務教育期。
英語より大切なことは沢山ありますし
生きる基礎を培っていくこれからの6年間に
一番何を優先したいのか、と考えたら
自ずと道は定まりました。
けれども、もちろん
幼年期に楽しい出会いを果たせた英語とは
これからに相応しい形で続けていくつもりです。
そして、その際の大きな柱は
「本」を通して、になっていくでしょう。
(2008.3.22)