おにときんぴらぼごう
とにもかくにも、「字」が気になって仕方ない
娘、3歳11ヶ月。
目に見えるもの全てを、
声にだして読まなければ気が済まない。
「・・お・・・に・・、おに、どうぞ。
え!?ママ、
おに、どうぞって書いてあるよ」
後部座席で興奮気味の彼女。
はいはい。
字が読めることは楽しいね。
世界がぐんと広がった感じでしょ?
でも、だからといって
読めない漢字を飛ばして読むクセはどうかと思うよ。
‘お気軽にどうぞ’の看板が
バックミラー越しに遠ざかってゆく。
・・・
お絵描き用のスケッチブックに
いつからだろう、
字が増えてきたのは。
特別に教えているわけではないので
書き順も気まま。
象形文字みたく
自由で楽しい文字。
でも、どうして?
どうして、いきなり
’きんぴらごぼう’って書いてあるんだろ。
そんなもの食べないくせにね。
(2005.10.1)