Blue willow のある食卓
    ーEveryday with Bluewillowーー









    The fading winter


















    一月は行き、二月は逃げる
    とはよく言ったもので、
    寒くてあたたかなこの時期が
    気がつけば、過ぎようとしています。
    一月、私はまたひとつ年を重ねて54歳になりました。
    以前は早いバスに乗れたとき限定だった就業前ウォーキングが
    いつしか毎朝のルーティンに。
    頭をからっぽにして、ただ歩くのは
    心も体も軽くなって気持ちがいいものです。
    年齢と共に、
    ヘビイな現実と向き合わねばならないことも増えてきますものね。
    せめて一日の始まりくらいは、軽やかにいきたいものです。













    二月には万蔵氏が還暦を迎えました。
    彼が運転する車の中で、
    The Beatlesの 「When I 'm 64」を流して
    まだ幼かった娘と一緒に声を合わせていた時のことを
    今でも鮮明に覚えています。
    当時は64歳だなんて、あまりに先のことすぎて、
    想像もできない未来だったのに
    今や、そう遠くないところに。
    還暦のお祝いは
    赤いちゃんちゃんこ!ではなく、ツイードのジャケットにしました。
    お互いが別の場所で見て、
    それぞれに一目で気に入っていたブリティッシュツイードです。
    ツイードといえば硬くて重いものが多いですが
    これはしなやかで軽い生地だったことが決め手でした。
    時代は変わっていきます。
    「When I'm 64」 は好きなナンバーのひとつですが
    そこで歌われる60代の像は
    今とは少し異なってきているのも確かなこと。
    万蔵氏には、年齢にとらわれることなく
    しなやかに60代を謳歌してほしいと思っています。








     



    さて、たとえ軽やかに一日を始めたとて
    夕方にはエネルギー切れになりがちな50代。
    そんな時の救世主は、うさぎのコッペです。

    うさぎは、少なくとも我が家のうさぎは
    ツンデレ気質。
    抱っこをしようとすると逃げてしまうけれど
    ただ静かに座っていれば、横にぴたりとくっついてきます。
    コッペパンのようにふかふかで、牧草のいい香り。
    そのぬくもりに触れているだけで
    たちまち、充電完了というわけ。
    アリスの物語に登場する三月うさぎはアクティブでしたけれど
    こちらは、筋金入りののんびりやさん。
    彼と一緒にまるまっているうちに
    三月もあっという間に去っていってしまいそうです。













    (2026.2月25日)