Blue willow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
「トマトと玉葱を添えたオムレツをこしらえて食卓に着き、 ひらひら落ちてくる雪を眺めながら食べた。 コーヒーがすばらしくおいしい。 コーヒーなしでどのようにやっていけるのか、 不意にわからなくなった。」* まだ雪もちらついていた頃に読んだ小説を 再び読み直して、緑萌える季節。 ‘コーヒーなしでどのようにやっていけるか’ 分からなくなりながら 今日も朝のコーヒーをいれている。 そうやって、一日を始めている。 *「犬に堕ちても」 ヘレ・ヘレ 渡辺洋美 訳 (筑摩書房) (2014.5.16) |
pi 4月も終盤。 赤いランドセルを背負った長い髪の後ろ姿にはっとしたり、 小学校から流れてくる朝の全員合唱の「たんぽぽ」に 懐かしさがこみ上げてきたり・・・ それでも、息子と手を繋いで幼稚園に歩く 新しい朝の風景にも、少しずつ慣れてきた。 入園式では、涙が止まらなかった息子も 今では、毎朝のようにタンポポを見つけては 「せんせいにあげるんだ!」と、足取りは軽い。 ようやく、週末・・・の思いは それでも、家族みんな、一緒に違いない。 平日は、和食なので ふっと肩の荷の下りた週末の朝には、 甘い食事も、嬉しいものだ。 先週末は、パンケーキに たっぷりのメープルシロップをかけた。 今日は、チョコレートを入れたスコーンを焼いて。 「たんぽぽ」って、4月の小学校で歌い継がれているのでしょうか。 私が1年生になった時も、例の先生のクラスで ドキドキしながら「たんぽぽ」を歌いました。 娘が1年生になった6年前、 同じ歌を歌っていると知って驚いたものでしたが 今も、やはり4月には歌っているのですね。 青い空を夢見て、野で春を待つたんぽぽの けなげさ、たくましさ、やさしさ。 4月の子供達によく似合います・・・ ♪どんな花よりたんぽぽの花をあなたにおくりましょう (2014.4.26) |
桜の季節の、「秘密の花園」。
お日さまにあたっている時は気持ちいいけれど、
(2014.4.08)
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