Bluewillow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
GW 新緑と木漏れ日が迎えてくれる 5月の朝。 窓を開けて、珈琲を淹れて。 なにかいいことが待っていてくれそうな、 いや、もうこれだけで十分に幸せな 一日の幕開けです。 新生活が始まり一ヶ月。 息子が中学校に入学し、 私も仕事環境を変え、 少しあわただしい春でした。 気がつけば、庭は既に初夏の香り、 ラベンダーが満開です。 連休中日、母のお見舞いに帰省した際、 山口宇部空港に立ち寄りました。 最近の娘と息子、 飛行機の写真を撮ることに夢中なのです。 よいお天気の日で 海沿いのランウェイが、最高に気持ちいい! 飛行機といえば、3年前の私は この時期を「さしずめ乱気流」と称し 「いつか振り返ってみる時、どんな気持ちがするだろう」 と記しています。 日々は地続きですし、 まだ振り返るだけの時間は経っていません。 でも今、私の目の前に広がっているのは 「乱気流」の後だからこその景色。 あの時がなければ、見ることのなかった風景であることも確かです。 人生って不思議。 自分の力ではどうしようもないこともあるけれど、 流れに逆らうことなく、 その時、その時にできることに心を傾けていたら 思いもかけない形で道が拓けてくることもあるのかもしれない。 今はそんなことを思っています。 「英語、ラジオ講座、岡山」 全てのキーワードが身近で 昨秋から楽しく観ていた朝の連続テレビ小説 「Come Come Everybody」の総集編が 連休中に放送されていました。 「英語って、なんか、歌いよるみていで、 なんか、音楽聴きよるみていで 素敵な調べですね」 戦時中に英語と出会った主人公の安子の台詞です。 同感! ドラマの中で大事な役割を果たしていた洋館は このWillow Journalにも何度も登場している明治時代の建物。 近所の公園内にあります。 4年前のこの写真は、 その洋館の前を娘と息子が自転車で駆けているものですが 最近は、就業前の私もたいてい ここをぶっとば・・・ 風を切っています! そして、新しい職場でも やはり「素敵な調べ」と共に過ごしています。 連休明けの金曜、夕どき。 万蔵氏が帰宅する時間になっても、 リビングは静か。 娘はまだ大学ですし、 息子も部活動が本格的に始まりました。 年月と共にゆっくり形を変えながら 続いていくかけがえのない日々。 私は一人、 そろそろ終わりの苺でタルトを焼きました。 (2022.5.07) |
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