Blue willow のある食卓
ーEveryday with Bluewillowーー
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バイオリン教室の発表会に賛助出演するため、 娘が帰省してきました。 幼少期から通ったバイオリン教室です。 上京前、最後のレッスンで 「次に会う時は、二重奏を」 先生とそう約束した バッハの「2つのバイオリンのための協奏曲 ニ短調」が こんなにも早く実現するなんて! 7歳での初めての発表会で 先生に導かれながらぎこちなく二重奏をした「大きな古時計」から 今日この日のバッハまで。 演奏を聴きながら 流れた時の長さと、その間に出会った人達や音楽・・・ さまざまな風景が胸に浮かんできました。 長年、我が家の秋の風物詩でもあった発表会ですが 今年は私も司会で参加することに。 そんな柄でもないのに、お役を受けることにしたのは 思い出多き発表会のためにできることがあるならば・・・ という思いはもちろんのこと、 なんといっても レッスン生のみなさんの演奏が聴きたかったから! お付き合いが長くなってきた方も多いのですが、 皆、年月の流れや環境の変化の中で それぞれにバイオリンを弾いていらっしゃる。 それぞれの調べを奏でていらっしゃる。 まっすぐに成長してゆく子供達ばかりでなく、 一度離れたけれど、また楽器を手にされた方や 超多忙なお仕事ゆえ、毎年同じ曲に挑戦しながら 少しずつ精度を上げていかれる方など それぞれの生き様と同じだけの音色と選曲があり、 その姿に私はいつも心打たれるのです。 今年は司会者の特権で 演奏者に近い場所から、細やかな手の動きや、息遣いまで まるごと演奏を感じることができ 貴重な経験をさせていただきました。 発表会を無事に終えて この日のために用意しておいた羊羹で、おつかれさま。 「ノワールの調べ」は カカオ入煉羊羹とオレンジピール入りの煉羊羹が 二層になっており 重厚にして、香り高い 素敵な二重奏の記念にふさわしい逸品でした。 今年は一楽章の演奏でしたから 「来年は二楽章!」 先生と早速、そんな次の約束までしたという娘、 教室の女の子が作ってくれた音符のアクセサリーを バイオリンケースにつけて ふたたび東京へと帰っていきました。 ❇︎ ♪ 秋の夜長に ♪ 「2つのバイオリンのための協奏曲(バッハ)」を 巨匠の演奏で。 (2025.10.25) |