Blue willow のある食卓 vol.6
どんなものと合わせても
いつも新鮮な驚きをくれるブルーウィロウ。
はっとさせられる瞬間を
暮らしの中から切りとって。
朝夕の風が日ごと冷たくなってきてこの秋、二度目のお鍋です。 今月は、週末ごとになにかしらと外出が続き 充実していたのですが、そろそろ少し疲れも出てきました。 ぐつぐつ煮えるお鍋を囲むと、心身共にふうっとリラックス。 今夜は読み慣れた一冊を持って、早めにベッドにもぐりこもう。 かくして、ページを繰るは「ヘンリ・ライクロフトの私記」秋の章。 ‘今朝は朝日の光が次第にたち込める雲のためにかげっていったが、 それでもまだいくらかは光りが空中に漂っていて、 それが静かに降っている雨に風情を与えている。 庭のそよともしない葉の上におちる雨の音が聞こえてくるが、 その音はいかにも物柔らかく、 私の心を静かなもの思いに誘ってゆく。’ イギリスの秋雨に想いを馳せつつも、 明日の朝は、残りの鍋におうどんを入れよう。 なんてこともうとうと考えて・・・ かくして、翌朝の図! ・引用「ヘンリ・ライクロフトの私記」ジョージ・ギッシング 作 平井正穂 訳(岩波文庫) |
「くまちゃん、おいでおいで。ふんわり、みて、みて〜!」、と窓辺でテディベアに雲(ふんわり)を見せてあげようとしたり、 「はくしゅん でたの?だいじょうぶ?」、と ティッシュで鼻を拭いてあげたり。 テディベア、ディグビー君のお世話に余念のない、最近の娘。 今日のディグビー君は、おでこに冷えピタを貼られていました。 風邪をひいて、お熱があるのだそう! 娘と旦那さまがおでかけ。 あんなに一人の時間に焦がれていたのに ドアが閉まり、冷えピタディグビーを見た瞬間 なぜか、しゅん、とする私。 心なしか、室内をしん、とさせるウィロウの青。 いやいや、感傷的になっている場合じゃない。 娘の椅子に冷えピタテディを座らせて、急いでランチにしましょうか。 それから、掃除して、観たかったVTRみて、手紙書いて・・・ ああ、全部できるかなあ! *** ディグビー君は、英国のデパート「ハロッズ」の創立150周年記念ベア。 アスコットタイがよく似合うお洒落さんです。 我が家での呼び名は「おねえちゃんくまちゃん」 赤ちゃんの頃から娘が大切にしているテディ、「まるちゃん」の姉貴分なんですね。 |
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Dove Cottageの名で親しまれているのは、イギリス湖水地方はグラスミアにある、 ロマン派の詩人、ワーズワースの家。 残念ながらまだそこへは訪れたことがないのですが、 結婚五年目の記念に、 車で行けるティールーム「Dove Cottage」に行ってきました。 梁のめぐらされた室内に 落ち着いたダーク調でまとめられたインテリア。 壁にかけられた沢山の額縁や、 ステンドグラス越しのしっとりとした光。 そして何よりも、そんな室内と 大きなガラス窓越しの庭の緑とのコントラストが 英国を感じさせてくれる心地よい空間となっています。 ローストビーフのサンドウィッチと、ケーキを数種頼んで、 家族でお祝いのランチを! 一歳の娘連れ、ということで 人の少ないであろうランチタイムに出かけたのですが おめかしして、大きなお皿の前にちょこんと座る娘は なかなかのレディぶり。 こちらの心配はよそに、おとなしくフォークを握り、 その姿には思わず笑ってしまうほどでした。 (よほどケーキに夢中だったのでしょう!) おかげで私達も、たっぷりと厚いキルティングのティーコゼーに守られた熱いお茶を 最後まで楽しむことができました。 ブルーウィロウ? 英国テイストのティールームですもの、 もちろんカップボードの上に、お皿が飾ってありました。 おみやげに鳩の形のビスケットを買ってお店を出ると、 折からの雨で、庭の林檎の木が濡れそぼって、美しい。 気持ちもお腹も、心地よく満たされています。 身近にある小さなイギリス、「Dove Cottage」 ここが家族の定番のひとつになればいいな!
所在地・倉敷市沖293 |
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