Dorset Apple Cake
実りの秋、到来。
センチメンタルな思い出に浸りたい、
&食欲全開で美味しいものが食べたいこんな日には
林檎を使ってドーセット州のケーキを。
思えばちょうど昨年の今頃は、
10月末〜に控えた英国旅行の計画や準備で
楽しくてんてこまいしていました。
日程もそれほど長くはありませんでしたから
とにかくまず優先させたいことを
お互いに挙げてみて 予定を組みます。
万蔵氏は 何をおいても英国の道を車で走れれば、と
いつも通りの希望。
私の願いはドーセット州のシャフツベリーという町を訪ねること。
この町にあるゴールド・ヒルという丘の
遠く田園をのぞむ坂道に 長年焦がれていたからです。
あれから1年。
旅から戻ってきて HPでいろんな町や出来事について
書いてきたのですが
いわば旅の主目的であったゴールド・ヒルについては
まだ何も触れていなかったことに気が付きました。
Macの前に座り、写真を見返していると
いろんな思いが蘇り、
言葉がどんどん溢れてきます。
シャッターをきるためだけに
手袋をはずしては、また身につける、といった
あの冷たい夕風までもが思い出され
あっという間に いつもより少し長めの photo&essay Gold Hill が完成。
旅のアルバムをめくっていると
この町のおみやげ屋さんで買ったポストカード(↑)がでてきました。
ゴールド・ヒルを背景に
林檎をふんだんに焼きこんだお国自慢のケーキが
美味しそうに紹介されています。
裏にはレシピも記されていて
・・・・・・
作らないわけにはいかないでしょう!
レシピ通りに材料を揃えていると
砂糖の多さに びっくり。
「これってミスプリかなあ」
「単位は異なっていなしなあ」
あれこれ考えながらも、やはり砂糖はかなり減らして作りました。
焼き上がって試食していみると
十分に甘い。
表示通りに作らなくてよかった、とほっとして
それでも「やっぱりミスプリだったのかも」の思いは拭いきれない私。
するとケーキを食べていた彼曰く
「うーん、きっとミスプリじゃないよ。」
そう断言しながら まだまだ甘くても平気、といった様子で
二切れ目に手が伸びているのです。
‘あなたの味覚はすっかり英国人なのね・・・・’
ともあれ。
英国でもよくそうされているように
ほとんど甘みを加えずに固めに泡立てたクリームをのせて
甘い林檎ケーキを味わうしあわせ。
お茶も美味しい いい季節になったなあ。
今年はあまりに暑い夏だったため
そんな思いもひとしおなのです。
(2001.9.7)